2015年10月23日
【決断の行く末】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第7部】
皆様、コンニチハ。
rapiでゴザイマス。
今回のお話は9月19日~21日に行って参りました
「本州最南端で釣ったるネン・・キャンプっ!!w」
のお話となります。

それでは宜しくお願い致します。
っとその前に
「釣りに行ってるのに釣れんのかっ!?w」
って、思いつつも
「釣りってそんなマゾ的なものだったっけ?」
っと、ふと考え込んでしまったお方は
本日も二箇所、ポチっとお願いいたします(><b


今回の過去ログは以下の通りです。
(第一弾)
・【目的地は遠く】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第1部】
(第二弾)
・【ランガンの道】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第2部】
(第三弾)
・【意地の釣り】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第3部】
(第四弾)
・【ボウズの罰則】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第4部】
(第五弾)
・【初めてのタープ】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第5部】
(第六弾)
・【空腹のカレー】釣りをしたくて向かった最南端キャンプ【第6部】
「う”・・・う”ほん!! ん”ん”んんん・・・・・」
「あ”ぁぁぁ~~~、おっほんっ!!!」
なにやら外から違和感のある音・・というか
雑音と申しましょうか、呻き声の様な音が聞こえます。
「何やネン、うっとおしいなぁ」
心の中でちょっぴりそんな思いが駆け巡りながらも
再度シュラフに潜り込む私ナノデスガ
ふと、「ある事」に気がつきます。
「今回は◇ラグさんがいたんだ・・という事にっ!!」

「ひょっとすると、ひょっとするかもしれん」
その様な思いと共に嫌ぁ~な予感が駆け巡り
私の第六感が「早く起きろ!!」と語りかけてきます(--;
「くそぉ~、仕方ない・・起きるか・・・」
小さく呟きながらシュラフから抜け出し
テント外に出るとそこには某パンイチキャンパーさんの姿がっ!!
そして軽く挨拶をすると口元が軽く釣り上がり
明らかに「やってやったゼっ!!!」って感じ
満載の顔をしていやがります(><;
しばらくして出て来られたかーちゃん一家達を含めて
朝のコーヒーを飲んでおりますと
◇ラグさん : 朝からテント周りを歩き回ってやったぜw
なんて発言をする彼。
モォネ
「どんだけ寂しがり屋さんやネンっ!!」
といついつい突っ込んでしまいました(--;

◇ラグさんはこれから色々と用事があるという事で
この日は午前中に帰路につかれました。

その後、お腹が空いてきたので
かなり早めの昼食?というか遅めの朝食が正解でしょうか?
昨夜のカレー3Kgがまだ残っていた事もあり
このご飯に至っては・・・・・カレーうどんでゴザイマスw
全員にノルマとして「おかわり一杯」を規則としたのですが
その甲斐もあって綺麗に完食となりましたね。

ちなみに100均シェラに入ったカレーだけでは絵面が寂しかったので
飾りで昨夜の缶ビール(空)を置いてみましたw
のんびりと談笑を行ったりしながら
撤収を行っていく我が家とかーちゃん一家。
昼を大きく回り間もなく3時のおやつの時間か!?
という時間帯でかーちゃん一家ともお別れ。
これをもって今回のキャンプ自体は終了となった訳です。
帰りしな、おいしかった干物を買うが為に
わざわざ遠回りをしておざき乾物店に向かいますw
そこで「あのサバのみりん干し」と「トロアジの干物」を購入し
大阪に向かって再度車を走らせます。
更には柿の葉寿司も購入です(><b


が、
ここで嫁様が一言物申して参りました。
嫁様 : ところでさぁ、イカ・・・釣れてないよね!?
「!!!!!!!」
「・・・ヨネ」
「ナイヨネ」
「ないよねぇぇぇぇぇぇ????」
私の頭の中で何度も最後の4文字が木霊します。
脳裏に何度も木霊するその言葉。
それと同時に私の気分はダークに落ち込んでいきます(><;
私 : そう・・だね。残念だったよね・・・・
落ち込んでいる私はこの返答を返すので精一杯。

嫁様 : このままじゃあ・・・帰れないっしょ!?
私 : はいっ???
嫁様 : まだ明るいんだから、行きしに行けなかった場所へGO!!!
私 : 今から・・・頑張るのデスカ?
嫁様 : そろそろ釣らなきゃダメでしょぉ?
ハイ。
全くもってその通りです。
今まで何度も釣りに行っているのに
結果的にイカは未だに一匹も釣れた例がゴザイマセン(><;
そんな流れもあって
この日の帰り道でランガンツアーを急遽行う事にw
無料高速で周参見まで行き漁港で釣りを開始。
しかしながら見えイカはまずいない状況。
念の為に各場所で数投ずつ行うが反応・・・・ナシ(--;

諦めて次の漁港に向かう際、
隣に止めておられた方に
「高速の乗り口が分からんネン。教えてぇぇ~~!!」
と声を掛けられたので道を教えてる展開も。
っていうか、その車が福井ナンバーで
わざわざ正反対の位置まで釣りに来たそうな。
結果的には・・・あまり宜しくなさそうでしたが(--;
他にも何か所か廻りつつエギを投げ込んでいくが
相も変わらず反応もなく、イカの姿も見えません(><;

いつもの釣り具屋に寄った後、
慣れ親しんだ釣り場で
またもや無釣果の釣りを行う私と嫁様。

ナンデショウカネ。
「悔しさだけが・・込み上げて参りますっ!!」

結果的にイカは釣れずに終わってしまいました。
イカを釣ることを目標に来たはずの今回のキャンプ。
それが見事に・・・崩れ落ちた瞬間でゴザイマシタ。
最後の釣りが終えた後、
高速の状況を見るとものすごい渋滞が見受けられます。
なので下道で途中まで走って帰っていたのですが、
とある地点で高速の傍を通る機会があり
渋滞状況を見たのですが・・・・
「全くもって車が動いてNEぇぇぇぇ!!!」

*光の点が全く動かない車のライト
そんな状況を見守りつつ先を急ぎました。
で、
渋滞で高速に乗る事に躊躇われた事と、
折角の機会でしたので気になっていた場所へ立ち寄ります。
辿り着いた場所は和歌山にある「煙樹海岸」。
以前より気にはなっていたものの
行く機会がなかなか無くて行けなかった場所。

とは言いましても
私が行ったのはキャンプ場の方ではなくちょっと離れの海岸側
今回は泊まる訳ではなく、
「ちょっと海を見ながら晩ご飯を食べる為w」
車に積んである非常食である鍋焼きうどんを出して
コンパクトバーナーを使って温めます(><b


こんな簡単な食事でも結構楽しいものです。
夜は冷えているので鍋焼きうどんは嬉しい所。

食事の後は石棚に腰をおろして
海岸で投げ釣りを行っている釣り師を見ながらのんびり。
運転の疲れがちょっぴり抜けた所で
車の戻ろうとするのですが
折角だから・・・写真を一枚撮ってもらいました。

*意味のない「シャキーン」の図
再び車に乗り込んだのですが
ここでふと・・・車のガソリンが無い事に気が付きます。
残量は・・・残り1メモリ。
これは・・・果てしなく危険な状況でアリマス(--;
なのですぐさまカーナビを使用して
周りのガソリンスタンドを探して向うのですが、
閉まってる
閉まってる・・・・シマッテイルっ!!!
うん、
そうなんです。
田舎故に何所のガソリンスタンドも
「何軒回ってもやってナインデスヨっ!!」

すでに4軒は回りましたが全部閉まっております。
メーターに関しては0メモリになっており
残り走れる距離としてはかなり多く見積もって20Km?
「どうしよ?」
真剣に悩み始める私。
少しでも都心部(繁華街側)に行って給油の可能性を高めるか
緊急時を考えてガソスタの近くで朝まで過ごせる場所を探すか?
それともいっその事・・・・
「今から煙樹に戻ってこの時間から設営!?」

どれもこれも決定打に欠ける状況下、
急遽ながら嫁様と車中内で家族会議が発足(--;
結果、
「大通りを探して、あと5Km走ってみて無かったら諦める」
という決断に至り
藁にもすがる気持ちで・・・
半泣きになりながら探し回る私(><;
田舎と言われる地域の21時半という時間帯。
しかしながら飲み屋のネオンが見える国道で
何とかガソスタを発見する事ができ、
「九死に一生得た気分」
で胸を撫でおろす私。
お金の支払いを済んだ後に気がついたのですが
ガスケツ間際という緊張からか背中が汗でビッショリでした。

最後の最後までバタバタする事になった
望楼の岬での釣りキャンプ。
私にとっては楽しくもあり悔しさもあり、涙ありw
そんな状況を含んだ思い出深いものとなったのでゴザイマシタ。