【検証と経験レポート】薪割り、丸太割りのススメ
皆様、コンニチハ。
rapiでゴザイマス。
今回のお話は
「薪割りのススメ」
のお話となります。
薪割りを良く行う我が家なのですが、
それに関して気になった事がありましたので
注意喚起も兼ねてこのような記事を書かせて頂こうかと。
それでは宜しくお願い致します。
っとその前に
「薪割り人って少ねぇんじゃねぇのっ!?w」
って、思いつつも
「で、薪割りの注意喚起ってナニヨっ!?w」
っと、ちょっぴり気になってしまった方は
本日も二箇所、ポチっとお願いいたします(><b
以前より私と嫁様は共に
キャンプ場に行っては焚き火を楽しんでおります。
焚き火となれば当然の如く
薪が必要となりその準備も必要となる。
その薪は薪屋で購入する事もあれば
流木を拾って来て来た物を使用する場合もゴザイマス。
火点きのよく燃焼度の高い
針葉樹。
超時間じっくり燃えてくれる
広葉樹。
状況によってはこれらを丸太のまま入手して
玉切りを行った後に薪割りを行い
乾燥させて薪として使用しております(--;
先日、某か所に置いて丸太を譲って頂き、
その玉切りを終え、
次は薪割りという段階でふと思い出した事があり
今回この記事を書かせて頂く流れになった訳です。
その事柄とは・・・
「薪割りの基礎」(><;
稀に他のキャンパーさんと
御一緒させて頂く事もある我々ですが、
メンバー状況と環境、気温によっては
キャンプ地で薪割りをする事も多々あります。
が、
その際に気になるのが
「危なっかしい薪割り」
をされる方が稀に目に着くという事(--;
大人も子供もやった事がない人は
「薪割りをやってみたい」
と感じられる方が多いようで
折角なのでという事でさせてあげるようにしております。
出来る限りの怪我を避けるため
柄の握り方から斧の降ろし位置、
そして重心のかけ方とスタンスまでも
しっかりとレクチャーさせて頂き、
その上で行って頂くようにしている状況。
そこまで説明しても
話半分で聞いている方もおられ
そういう方は危ないやり方をされますし
見ているこちらはヒヤヒヤものです(--;
子供に至っては無邪気なもので
どれだけ規制をかけても
おちゃらけてしまうのでやはり危ない。
*怪我の絵は参考例(私は怪我しておりませんw)
そんな理由から
見ていて危なっかしい子は
斧を触らせないようにしたりの
対処を取るようにしているのが現状となっております。
さて、斧に関してなのですが
基本的構造として大まかに二種類があります。
【タイプ1】
・刃先が鈍く斧の自重と打ち下ろしの力で
薪を叩く割る形式の斧
【タイプ2】
・刃先が研いであり薪への刺さりがよく
その刃による切断力で割る形式の斧
タイプ2に関しては刃先が鋭利なので
気を付けることはもちろんの事、
タイプ1に至っても振り下ろしの際には
薪を割り切る力があるので
不注意を起こせば
足をザックリやってしまいます(><;
ですので自己注意力が成長しておらず
注意力が散漫してしまいがちな
小学生以下のお子様が
斧を手にする事がある場合は
親御様がしっかり見ておいてあげてクダサイマセ。
怪我が起きてからでは遅いですし、
私も他から声をかけられ
目を離すという場面もございますので(--;
そう言った怪我を抑制する為にも
レガースなどがあれば安心かも知れません。
私も購入を考えてましたから(--;
例えばこんなのとか
こんなのw
前置きはこの辺にして
それでは本題に入りたいと思います。
なお以下は
私の経験と検証、考察の上
安全を考えての記事となっております事を
先にお伝え申し上げます。
まず最初に手の内側に滑り止め効果のある
手袋の着用を忘れないでください。
汗で手が滑った場合に下に落とした斧で
足をザックリというパターンを避けるためと、
振り落としの際に
滑らなくする為に
面倒ですがコレは義務付けるようにしてください(><;
*ホームセンターで300~400円程度の滑り止め手袋
次に基本姿勢ですが
まず第一にスタンス(足構え)は
両足を肩幅サイズに開き
その上で足一個分をさらに開きます。
振り下ろす斧の構えとしましては
自分の頭上より少し前方に構えて下さい。
よく後方まで斧先を回す方がいますが
コレは
後方への配慮がなく危険行為です。
それと共にすっぽ抜けた際に
斧がどこに飛ぶ範囲が広がるので避けて下さい。
また、肩へ過剰に力みが入ってしまう為
斧の振り下ろし時に狙った位置へ
斧先を降ろし辛くなります。
構えがしっかり取れ、
斧を頭上前方に構える事が来ましたら
今度はその状態のまま腰を降ろし
スクワット状態の姿勢を取った上、
握った斧をまっすぐ前方に突き出します。
*参考例(斧は持ってませんがw)
この時、しっかり腰を真下に下ろし
腕をできるだけ伸ばした状態で斧を降ろしてください。
腕を少し曲げた方が力は入りやすいのですが
慣れないうちはこの形を徹底して下さい。
これにより自分の体と腕のリーチが測れ
斧の振り下ろし時における丸太への
ヒットポイント(打点)が固定できます。
慣れないうちに変に腕を曲げると
このリーチに誤差が出てきてしまうからです(--;
参考例を張っておきますね。
【画像1】
【画像2】
出来れば先程のスクワット画像のように
しっかりと腰を落とす必要があるのですが
嫁様は運動不足ゆえここが限界のようです(--;
それ故に斧を落とした時に
腕が斜め下方向に下がっており
振り下ろした斧の威力は真下ではなく
斜めにずれてしまっている為
しっかりと丸太に力を伝えられないのです。
なお、【画像1】では丸太の中央より
奥側に斧先が当たっていたので
再度距離を取り直し、
斧の打点を手前に合わせて撮ったのが
【画像2】となっております。
ここで分かって頂きたいのが
「スクワットにて腰を落とす」
という行為をしっかり行う事で
腰の高さが破壊対象となる
丸太の位置と同位になります。
そうなると・・・
「刃先を丸太の真下まで真っ直ぐ降ろせる」
と共に斧の力を下に伝えきれるという訳です(><b
説明の役に立つかどうかは分かりませんが
説明ベタな私が頑張って・・・・
40分も夜なべして作成した
下手な図解を張らせて頂きますので
それも合わせて参考にして頂ければと思いますw
こんな物作る為に時間をかけすぎました。
お陰様で・・・眠たくてしょうがないです(><;
ちなみに今回の丸太は
かなり固い広葉樹なので
一回では割り切る事は出来ない事が想定された為、
一回目で手前側、その後丸太を半回転させて
同じポイントにて反対面に斧入れ。
最後に中央へ斧を刺して割りきるという形で
丸太割りのぶちかましを完了させましたw
次に見て頂きたいのが
スタンスや斧の降ろし方に注意しないと
どうなるかという事ですね。
まずは
よくありがちな前屈姿勢。
両足開きのスタンスではなく
右足前や左足前といった前屈姿勢。
これらをされる方が結構おられますが
コレは危険ですのでやめて下さい。
写真を見ても分かると思われますが
振り子状に降ろされた斧が
そのまま自分に返ってくる可能性があります。
また、前屈姿勢の場合は
体制が左右対称でない分右腕左腕の
リーチが均等ではないので
斧の振り下ろし時にブレ易く危険です(--;
更に前屈の場合は斧を
真っすぐ下に降ろす事が困難で
どうしても
体制を崩してしまう事になります。
最後にスクワット行為を行わず
しっかり腰を降ろさなかった場合について。
まずは絵を見て頂きましょう。
腰が落ちていないので
かなりのリーチが必要となる上、
どうしても
真下に斧を振り下ろせずに
刃先が自分の方に向かってしまいます。
どう考えても危険なのはワカリマスヨネっ!?w
ってな訳で薪割り(特に大型)を行う場合は
・両足を開きスタンスは広め
・斧の降り上げは頭上全面から
・きっちりスクワット行い距離を測る
・腰を落として刃先は丸太の真下に降ろす
別件として
・お子様はしっかり見ておきましょうw
これらを注意して行ってくださいませ。
って、
薪割りや玉割りをする人って・・・
そんなにたくさんおるんかいなっ!?(--;
でも・・今後やりたい人の為、
斧の情報先を張っておきますね(><b
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楽しい薪割りライフ・・・いかがでしょうかw
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